テンクウのブログ

ポケモンの対戦考察など


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【単体考察】環境に合わせたゲッコウガ調整例

【USMシーズン10】構築記事【最終2006】 で使用したポケモンについて詳細を記載する。

第2回はゲッコウガ

特性変幻自在、持ち物たつじんんのおびで目覚めるパワーを炎前提で調整例を考える

 

6世代のゲッコウガ調整例

ORASのときに使用していたゲッコウガは下記になる

持ち物:たつじんのおび(耐久に努力値を多少降っても火力を低くしないため)

技:ハイドロポンプ(特殊最大火力)

  冷凍ビーム(必須、外すと汎用性が一気に落ちる)

  ダストシュート(ほとんどのフェアリーに勝てるようになる)

  目覚めるパワー炎(当時は奇襲性能が高い)

性格:むじゃき(素早さ↑、特防↓)

努力値について

素早さ:最速115族抜き(ORASでは最速にできないためライコウ抜きまで調整)

防御:意地っ張りガブリアスのげきりん、ようき鉢巻きファイアローのブレイブバード耐え(ここまで振れればきあいのたすきを持たせなくても安心して運用できる)

特攻:残り

命中不安があるものの相手のパーティによっては先発から3縦できる性能があり、使いやすかったがサンムーン以降同じ調整だと非常に使いにくいものになっていた。

 

7世代のゲッコウガ調整例

技について

みずしゅりけん、めざめるパワー、ハイドロポンプ、くさむすびIN、ダストシュートOUT

まずダストシュートをフェアリーキラーとしての役割が持てなくなった。

カプレヒレやアシレーヌなど役割が増えた半面、ゲッコウガより早いカプコケコ、スカーフが多いカプテテフ、毒等倍のミミッキュの出現でフェアリーを対策するためにダストシュートを採用する必要がなくなった。

先制技連続攻撃みずしゅりけんが特殊になったことでぜひ採用したい技の一つではあるが、最大火力が冷凍ビーム(90)になってしまう。

そこでカバルドン、ギャラドス、バンギラスなどに威力120がでるくさむすびを採用する。

くさむすびを採用することで草タイプの状態でカプコケコと対面できれば勝てる可能性がある。

 

性格について

すべての技が特殊になったことで性格はおくびょうにでき、特殊耐久も少しマシになった。

 

努力値について

めざめるパワー炎で最速にできるようになったこととアーゴヨンより1早いため最速一択。

ただ素早さを最速にしたことでさらに特攻を落とすことになってしまう。

となると物理耐久の努力値について考える必要がある。

 

意地っ張りガブリアスのげきりん耐え→ようきガブリアスのげきりん耐え

ファイアローはほとんどいなくなったから考慮しない。

まずガブリアス側からみるとスカーフ持たせたときにスカーフカプテテフを確実に抜きたいと思うからようきでスカーフを持たせる。

さらにようきガブリアスのげきりん耐えまで耐久があれば、意地っ張りメガラグラージのじしんまでは耐えるようになる。

つまり雨が降っていたとしても水タイプか草タイプに変身した状態でラグラージと対面すればくさむすびで勝つことができる(ばかぢからは考慮しない、引かれたとしても雨ターンを減らせる)

 

実際このゲッコウガを入れた構築については【USMシーズン10】構築記事【最終2006】 を参照

こうして高い汎用性を持ちつつラグラージ入りの雨パに強いゲッコウガができウルトラサンムーン用のゲッコウガの調整ができました。

 

残り4体はほぼテンプレ構成になるので説明は割愛します。