第7世代もわずかということで第7世代中に使用したポケモンを紹介していく。
今回はヒコウZボーマンダについて紹介していく。
ヒコウZボーマンダの奇襲性
単体で使うと全くない。
そもそもボーマンダと対面して飛行技を警戒しない人はまずいない。
強さについてもそらをとぶヒコウZの1撃はわずかにスカイスキンすてみタックルより上だがそれ以外はメガボーマンダの方が強くわざわざヒコウZを持たせる必要はない。
しかしパーティ単位で考察すると話は変わってくる。
対戦中にもしボーマンダ以外のメガ進化ポケモンの後にボーマンダを出したときに飛行技を出した場合に相手はほぼ飛行技を警戒しない。
理由はメガボーマンダの持ち物がボーマンダナイトの場合はノーマル技を採用するし、低確率でこだわりスカーフやきあいのタスキを持っていたとしてもそらをとぶを採用するとは思えない。
つまり先にメガ進化ポケモンを相手に見せたときに限り奇襲性が高くなる。
さらにボーマンダのドラゴン飛行タイプと相性がいいメガシンカポケモンは実は多い。
すぐ思いつくだけでもカメックス、ハッサム、ハガネール、バンギラス、ラグラージ、クチート、ボスゴドラ、ライボルト、メタグロス、ルカリオがおり、構築も組みやすそう。
思いついたのが7世代終わるタイミングだったため実際に使用したのはハガネールとライボルトだけだったが使用感としては高レートの対戦程奇襲が成功した印象だった。
ヒコウZボーマンダの強さ
ヒコウZボーマンダに近い性能を持つポケモンは結構多く、代表的なところでギャラドス、カイリュー、霊獣ランドロスがおりそれらのヒコウZ型と比較して強さを考察していく。
1.ヒコウZの威力
ギャラドスのみとびはねるの為、Z技の威力が下がる。
他の3体は同じくらい。
2.技の範囲
カイリュー>その他
さすがの初代の技のデパート
他の3体は覚える技のタイプが違うので比較しずらい。
3.防御面
物理防御
特殊防御
カイリューが頭一つ抜けているがそこまで差は無さそう。
タイプ耐性
同じ4倍弱点でも氷よりは電気の方がマシ。
素早さ
ヒコウZボーマンダのみミミッキュやサザンドラより早く、ガルーラやリザードンと同速勝負ができる。
しかしメガボーマンダはさらに早い。
6.特性
マルチスケイルのあるカイリューが優勢に見えるが第7世代の環境においては20%近いカバルドンのすなおこしとステルスロックを含めた構築が多いため先発以外で活用しづらい。
対面のマルチスケイル、後出しのいかくといったところかな。
7.奇襲性
ヒコウZ型は有名になりすぎた。
型の多いランドロスがまだ高い方。
ボーマンダは条件がそろえば高くなる。
ヒコウZボーマンダの強さまとめ
他のヒコウZに比べても見劣りはしない。さすがは600族。
高い素早さを活用していきたい。
これでも弱く見えてくるのはメガボーマンダが強すぎるから。
ヒコウZボーマンダの構築例
こちらの記事を参照。