シーズン2で使用したポケモンについて詳細を記載する。
今回は初手テラスイルカマンを紹介。
※シーズン2の環境を前提に記載しています。
概要
ここで上げる初手テラスタルはテラスタルをするという意味ではなく、初手でテラスタルをした場合に相手のポケモンを1体倒すなどの有利な状態にすることを指す。
初手ダイマックスは強いポケモンでダイジェット、ダイアタックなどをして相手がダイマックスしようが1体倒せれば構築によっては有利になることが多かったが、初手テラスタルに関しては相手がテラスタルをするか、どのタイプにテラスタルを使うかわからないので強いポケモンでテラスタルをしても対面で勝てる保証が無いので初手テラスタルを成功させるのは難しいといえる。
そこで特定の状況で初手テラスタルを成功させる方法を考察する。
初手テラスポケモンの選定
相手が初手テラスタルをすると選択したタイプをすべて考慮したうえで成功させるのは難しいので相手に初手テラスタルさせる気を起こさせないポケモンを選択させる必要がある。
ということでイルカマンを選択した。
交換前提で初手ででてきたナイーブイルカマン相手にわざわざテラスタルをしてこないだろうし、テラスタル読み交代をしてくることはなさそうなので初手居座りテラスタルが決まる可能性が高くなるところを評価した。
対象ポケモンの選定
とはいってもナイーブイルカマンがテラスタルをしたところで勝てる相手は限られてくるので対象ポケモンを選定する必要がある。
使用率が低いポケモンを対策しても効果は薄いのでイルカマン相手に有利になるポケモンを初手テラスタルの対象にすることにした。
候補としてはマスカーニャと600族ドラゴンになりそうだがマスカーニャはタスキの可能性があり、ガブリアス、セグレイブ、カイリューは耐久が高いので1撃で倒すのが難しいのでドラパルトを対象にした。
はちまきフェアリーテラスタルであればナイーブイルカマンでも大体ドラパルトを1撃で倒せる上にドラパルト側がドラゴン技を使えば無傷で突破する可能性もある。
構築の選定
初手フェアリーテラスタルをすることでサーフゴーなどにスキを与えやすいので裏のポケモンにアマガドオーなど耐久の高い引き先を用意する必要がある。
アマガドオーは両方ともフェアリータイプへの耐性があるのでアタッカーにドラゴンやかくとうを採用しやすくなるところが優秀。
ドラパルト行動を制限する構築
ドラパルト側の行動としてドラゴン技以外にみがわりとおにびが考えられそれらを選択された場合は初手テラスタル成功とはいえない。
特にみがわりはドラパルト側で初手イルカマン相手に安定行動になるので裏のポケモンで対策を考える必要がある。
候補としてはニンフィアが考えられるがそもそもドラパルトが初手に出てくる可能性を下げる要因になるのでミミッキュ以外のフェアリータイプは採用したくない。
バークアウトを覚えるブラッキーは可能性は十分にあるが受けポケモンを増やすことになり、使ったことが無いのでいったん保留。
みがわり貫通で考えてもあまり良い案が浮かばなかったので連続技から考察してみたらセグレイブがよさそう。
ドラパルトより遅い問題はあるが、対面でのテラスタルつららばり、おにび無効とほしい要素を持っているのでドラパルト側が安易なみがわり、おにびができなくなりそう。
採用技について
ウェーブタックル
メイン技。最大火力。
テラバースト
フェアリーテラバースト。非接触技なのでイルカマンとの相性は良い
クイックターン
そもそも初手有利対面になったら気軽に選択できる。
ジェットパンチ
イルカマンより早い相手に有効。
使用感
ドラパルトに普通にみがわりもおにびもされたのでなかなかうまくいかない。