スカーレットバイオレットで使用した構築を記事として残します。
ルール：シングル、レギュレーションH
TN：テンクウ、最終順位：34位、レート：2135
※技構成などはシーズン最終日の情報を記載しています。
※以前投稿したゴリラサーフ構築の内容を含んでおります。
前の構築記事で完結したはずのゴリラサーフ構築はこちら
【使用パーティ】
レンタルパーティを登録しましたのでIDを載せておきます。
【構築経緯】
伝説のポケモンが使用できず、パーティが弱体化されるレギュレーションHのルールにおいてレギュレーションDEFでパオカミウーラオーガポンを含めた状態で戦い続けたゴリラサーフで勝てそうだったのでゴリラサーフを使用することにした。
オオニューラ、ゴリランダー、サーフゴー、カイリューの強力な軸がそのまま使えるので残り2体を考察することにした。
エースバーン：イーユイに変わって採用。ほのおタイプで早くておにびを覚えているかわかりづらいラインということでエースバーンにした。使用率TOP11までに不利にならないので環境との相性は良い。
ガチグマ(アカツキ)：テツノツツミみたいな都合の良いポケモンはいなかったので構築のパワーを上げるためにガチグマ(あかつき)を採用。基本選出には含めないが相性不利で採用率の高い並びを見かけたら対策用に調整する。
構築の全体の説明は下図で説明する。
【個別解説】
①エースバーン
テラスタイプ：ほのお
有効かつおにびを覚えているかわかりづらいラインのほのおタイプということで採用。
リベロは弱体化されたがほのお技を選択し続ける限りタイプ変化を残すことができるのでマスカーニャ、ゲッコウガよりは特性を使いこなすことができる。
調整は準速、攻撃特化だとオオニューラのねこだましインファイトに何もできないので準速マスカーニャ抜きで残りは耐久にまわした。最終日にマッチングしたオオニューラはどくしゅで最速だったので意味なかった。
持ち物はレギュレーションHの環境が思ったより弱体化して持ち物に余裕があったので最終的に命中率を上げるこうかくレンズになった。
②ゴリランダー
テラスタイプ：じめん
サーフゴーが置物になるから選出率を上げるためにきあいのタスキで採用。
くさ技の通りは全体的に良くないので起点作成兼起点回避技としてドラムアタック、やどりぎのタネを採用。
調整は準速攻撃特化だとガブリアス相手に都合が良いが、最速ブリジュラスに負け続けたので最速にした。
技の通りは基本的に良くないが相手の誰かがテラスタルをすると急に技の通りが良くなる珍しいパターンだった。
③オオニューラ
テラスタイプ：あく
前回のゴリラサーフから続投。
前回はハッサム対策、イーユイへの耐性でほのおテラスにしていたが、エースバーンを範囲がかぶるのでラウドボーンにどくびししながら起点回避するためにじごくづきであくテラスに変更した。
どくびしの通りが悪くなって基本選出には入らなくなったが、どくびし対策できていない構築には強いのでエースバーンと先発を切り替えていく。
④ガチグマ(あかつき)
テラスタイプ：どく
特定の並びに対して型の変更だけで対策できる強さがあるということで採用。
今回はママングライ＋こだわりめがねブリジュラスの対策でアッキのみ、どくテラスでどくどくとじしんを受けて、めいそうハイパーボイスで身代わりを対策。
ママンボウのミラーコートはしんくうはでダメージを抑え、ブリジュラスが来る前にめいそうを積みきることで対応する。
確実に対策するならはがねテラスだがオオニューラやアーマーガアに出していけるようにどくテラスにした。
最終日は30戦以上対戦して3戦しかママングライにマッチングしなかった。
内訳はママングライ未選出(勝ち)1回、交代した瞬間にどくどく負け1回、じしん急所負け1回。
対策にはならなかったが、対策したことによる選出回避ができでたことにしておこう。最終日TOD0回。
⑤サーフゴー
テラスタイプ：みず
対カイリュー用にグラスシード型で採用
以前の記事でも記載したが型の種類の多いカイリューに対して大体グラスフィールド後出しから有利に戦える。
レギュレーションHではイーユイやオーガポン以上に不利になるウルガモスがいるのでみずテラスに変更した。
実は使用率に高いポケモンのほとんどが特殊型でレギュレーションFよりは使いにくくなっていた。
⑥カイリュー
テラスタイプ：ひこう
りゅうまいひこうテラス型で採用。
サーフゴーが通せない構築に対してエース枠で選出する。
ランドロスとオーガポンがいなくなったのでクリアチャームからあつぞこブーツに変更した。
サーフゴーがみずテラスになったから出番がさらに減った。
【基本選出】
エースバーンorオオニューラ＋ゴリラサーフ
ゴリラサーフ＋カイリューorガチグマ(あかつき)
【使用感】
ぱっと見、使用率上位のほとんど特殊型でサーフゴーの防御をあげても環境への通りが悪いと見せかけてレギュレーションGの上位構築といい勝負ができる構築なのでパワー負けすることはほとんどなかった。
ママングライ、イエニューラ、雨パなどと違いヘイト管理がしやすく動画紹介も流行ることもなかったところが強かった。
課題はイーユイ、オーガポン以上に対処しづらいウルガモスと周りが遅いからって頑丈をタスキ代わりに最速で高火力技を使ってくるブリジュラスをどう対処するかといったところ。
【後語り】
レギュレーションHが発表された時にゴリラサーフで勝てることは確信しており、最終日が平日以外は条件が良かったので初の最終1桁目指すことしていたが結果はレートが足りず、達成できなかった。
SVで初めて2桁帯で対戦し続けていたが、30位から1桁までまだレート50以上足りない絶望があって剣盾より難易度上がっていると思います。
レギュレーションHで最終1桁をとるために行った小細工を下記に残しておく。
・最終2桁で満足しないようにレギュレーションGでこらきしイバンオオニューラで無理矢理先に最終2桁をとる。
・シーズン終盤まで最上位まで順位を上げずにヘイト管理をする。時間があるときはROM数を増やす。
・レート2000を達成するタイミングは達成者が増えるタイミングでどさくさに紛れて目立たないように行う。
・サーフゴーの調整をひかえめで使用して物理でもごり押しされそうな感じにしておいて最終日にずぶといにして耐久を上げてダメージ感覚を狂わせる。
